映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あらすじ

1968年ニューヨーク州ブロンクスヴィル、16歳のフランク少年は事業を営む父と母と幸せに暮らしていましたが、父の仕事が破綻したことで両親は離婚をしてしまいます。この時フランクの心の中にはお金があれば幸せだったのに、という思いが強く刻まれることになります。失意のまま家出をしマンハッタンへと渡りますが、父からもらった小切手を使い果たしてしまい偽造しますが怪しまれてしまいます。そんな時街で偶然見かけたパイロットが人々から羨望のまなざしで見られている場面を見て、フランクは行動を起こします。高校の新聞取材と偽りパイロットに近づき航空会社の仕組みを聞き出し、次にパイロットの制服を作りパイロットのふりをして世界中を飛び回り、航空会社のマークの付いた小切手も上手に偽造し始めたのです。尊敬する父親には依然敬意を払っており、高級レストランに招待したり高級車をプレゼントをしたり、手紙も送り続けていました。小切手偽造の腕にはますます磨きがかかりより精巧となっていったので、見破られるまでには時間がかかるようになっていました。社会的地位の高い職業がいかにたやすく人を信用させるかというところに目を付けたフランクは、次に弁護士のふりをして州法務長官事務所のスタッフの地位を得、コロンビア大学から盗んだ学位で講義までやってのけました。ついにワシントンD.CのFBIが動き出します。銀行詐欺に精通する捜査官カールにより追い詰めていきますが、いつもすんでんのところで逃げられてしまいます。フランクは未成年であったため犯罪記録がなく、少ない接点の中からヒントを探しだし、ついにニューヨークの未成年の家出人から割り出し、ようやくフランクの顔と素性を知ります。しかしフランクはその後の逃亡生活の中でもドクターになりすましブレンダという女性と結婚をし、検事である彼女の父親にも認められ実際に司法試験にパスし、検事補として働きます。ようやく平穏な生活を手に入れたフランクは実父に知らせ詐欺師ライフに終止符を打とうと告白をし、父親は息子の大罪を償わせようとカールへと通報するのです。

映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」感想

まずフランクを演じたレオナルドディカプリオが最高で、やはり彼の持つ上品な青年のイメージにぴったりだと思いました。随所に笑いあり感動ありの映画で、これが実話を基に描かれていることにもびっくりです。確かに人は見た目で判断されがちで、大掛かりな詐欺も堂々と演じればばれにくいと聞いたことがあります。この時代だからこそできた詐欺であることは否めませんが、フランクの天才的な詐欺のスキルというか行動力というのか、大胆すぎて庶民にはとても真似できるものではありません。ただ思春期の彼にとってとても仲が良いと思っていた両親がお金のことで離婚をした事実が、その後の彼の人生に大きく影響を及ぼしていしまったことは否めず、愛したブレンダの両親が仲良くしているのを見てうらやましく感じたり、常に自分の父親のことを尊敬し愛情を示しているところを見ると、優しい青年だったんだなと感じます。追いかけるカールともいつの間にか父と子のような関係になっているところも素敵でした。